たりないわたし

今、私はCreepy Nutsがとても好きだ。

 

私は音楽好きというより音楽オタクで、ロックもアイドルソングも昭和の歌謡曲も、年代を問わずに聴いてきたけれど、ヒップホップだけは聴き始めるきっかけになかなか出会えなくて、ラップ=嵐の翔くん、くらいの感じだった。

 

でもここ2ヵ月くらいは、Creepy Nutsばかり聴いている。

 

ずっと縁がなかったヒップホップ。なのに、とても好きだと思えたヒップホップ、というかCreepy NutsRさんが、ヒップホップは

 

「体験で、人生で色々ある浮き沈みが全部そのまま作品に爆発する」

 

とラジオで言っていたらしい。らしい、というのはこの放送の時は私はまだCreepy Nutsに出会えていなくて、Rさんのこの言葉はネットの記事を読んで知ったから。

 

リアルタイムで、言葉としてRさんの「ヒップホップとは」を聞くことはできなかったけど、Creepy Nutsの『未来予想図』という曲の中に「世間と自分との溝に針落としてこそ始めて音を奏でるのが俺のHIP HOPという歌詞があって、これを聴いた私はすごくハッとした。

 

世間との溝、私もめっちゃ感じる。特に今感じている。誰しもそうなのかなとは思っているけれど、それは想像の域を出ることはなくて、今生きている全ての人の中で私はダントツで生きるのが下手くそな気がしている。

 

そういう気持ちって、私はジャンルで言うならロックに向かうのだと思っていた。それがヒップホップのラップに繋がるなんて捻くれてるな〜って、最初は率直にそう思った。でも、そのヒップホップをこんなに大好きになって聴いている私も、やっぱり私だなって感じがした。めっちゃ捻くれてる。

 

浮き沈みさえ活かせるような、何も無駄にならないような、そんな人生がいい。私もそうしたい。そうなりたい。とても難しいことだとは思うけれど、沈みが無駄にならないってことはつまり最強ってことじゃないかと思う。

 

さっきRさんが「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」というテレビ番組で、日本を元気にする即興ラップをやっていた。それを見ていたら、前々からやりたかったけど手を付けずにいたブログを開設する決意がなぜか急に固まった。

 

私はたまにだけれどロッキンオンジャパンの音楽文というサイトにも投稿をしていて、Creepy Nutsについてはそちらに書こうかと思っていたのだけれど、やっぱりこれは自分要素強めというか、こうして文章を書いてみようと思ったきっかけの大部分なので、音楽文ではなくこちらに載せることにした。

 

今はCreepy Nutsオールナイトニッポン0を待ちながら、この文章を書いている。いつ終わるか分からない私のブログが始まろうとしている。明日中にブログを開設して、これをちゃんとアップしなければ。

 

オールナイトニッポン0あと20分くらいで始まる。

 

https://miyearnzzlabo.com/archives/58505