カセットテープ

昨日のうちにブログを開設する!と決めて「たりないわたし」を書いたのだが、アップするのがこんなに遅くなってしまった。ブログのタイトルを決めていなかったせいだ。

 

何個も案を捻り出したもののどれもしっくり来ず、一日以上悩んでしまった。せっかく衝動的に書くことが出来たのに!鮮度が落ちる!と焦ったが、結局「カセットテープを巻き戻すとき」に決まった。気に入っているか?と言われたら少し悩むけど、変な感じはしていない。

 

私が文章を書くこと、というか、どこかに発表することは、何かを録音したカセットテープを文字に起こす作業に似ている気がする(そんなプロのライターさんみたいなことはしたことがないので、あくまで気がしているだけ)。

 

私は自分の気持ちをとりあえずわーっと書いてみて、時には一晩寝かせたりして、なんか変かもと思った言い回しを書き直すことが多い。どんなに書き換えたとしても、後から「あーこここうすれば良かった」と後悔することは分かっているので、その時の最終チェックで良しと出来て、自分の気持ちの部分に嘘が無ければオッケーということにする。

 

カセットに吹き込むこと=わーっと書く、再生して巻き戻しながら書き起こす=修正を加える、という感じだ。巻き戻しながら、その時の自分のことを何度も確かめる。

 

ちなみに、「カセットテープ」なんて言っているけど私は20代前半で、正直なところ、カセットテープに声を吹き込んだ経験はない。スマホのボイスメモはめちゃくちゃ使う。

 

でも、中学生の頃にラジオを聴いていた時には、好きなアイドルのラジオで流れた曲をカセットテープに録音したりしていた。TSUTAYAでのCDの借り方を分かっていなかったし、まだ音楽にお小遣いを割こうなんて考えがなかったから。

 

その名残か、2年くらい前にとあるラジオでメールを読んでもらえた時に、咄嗟にラジカセの録音ボタンを押して、その部分をカセットテープに残すことに成功した。その後しばらくてるてるアフロ状態になった(伝われ!!笑)。

 

カセットテープを巻き戻すとき。あれ難しいよね。なかなかピッタリ戻したいところに戻らない。あまり難しく考えすぎず、このブログは続けていきたいと思っている。